無料画像編集ソフトGIMPで人物画像合成!

髪の毛切り抜き&画像透過&合成方法について解説した動画です。

レビュー:★★★☆

 
《ここがオススメ》

・YouTubeのアイコンやサムネイルに使用したい、

より高画質な人物合成画像を無料で作成できる、

画像編集フリーソフトGIMPの使い方がわかるのでオススメ!

 

・難しい人物の髪の毛のきれいな切り抜き方や、

人物の背景画像の透過方法、画像合成方法について

詳しく解説しているのでオススメ!

 

《この動画の要約》

・画像編集フリーソフトGIMPを使用し、

画像を切り抜き、透過、合成する方法の解説。

 
【人物画像の背景を透明にする方法】

・GIMPを起動し、後に人物を貼りつけるための

背景となる画像を画像ファイルからドラッグドロップする。

その上に合成したい人物画像を持ってくる。

 
・右側の画像レイヤーのうち人物画像を右クリック。

「アルファチャンネルを追加」をクリックすると、

人物画像の背景が透明になる。

 
※「アルファチャンネルを追加」で背景を透明にしないと、

人物画像の背景が背景色として残ってしまうため、

必ず「アルファチャンネルを追加」する。

 
【画像から人物を切り抜く】

・人物画像を拡大する。

・ツールボックスの「拡大・縮小」をクリックし、

人物画像をクリックすると、「拡大・縮小」のボックスが出る。

 
・幅、高さの横に鍵のマークがある。

デフォルトだと鍵が開いた状態になっているので、

必ず鍵を閉めてから、拡大・縮小する。

 
・拡大か縮小して好きな大きさにしたら、

ツールボックスの「移動」を使って、

人物を合成させたい位置を決める。

 

・合成位置が決まったら、画像レイヤーを右クリック。

「レイヤーをキャンパスに合わせる」をクリックすると、

切り抜くサイズが確定する。

 
・ツールボックスの「色域を選択」をクリック。

切り抜きたい人物画像の上でクリックすると、

画像の白い部分全てが点線で囲まれる。

 
・ツールバーの「選択」→「選択範囲を反転」→

「選択」→「選択範囲を縮小」→「1ピクセル」→「OK」。

点線が少し内側に移動する。

 
・ツールバーの「選択」→「選択を反転」→

Deleteキー押下→「選択」→「選択を解除」。

人物だけが画像から切り取られる。

(点線で囲まれた白い部分全て切り取られる)

 

【画像の修復方法】

・白い部分が全て切り取られてしまうので、

残したい部分を修復していく。

 

・ツールボックスの「消しゴム」と「ブラシ」を使用。

ブラシは普通のストレートなブラシを使用。

大きさは用途に合わせて調整。

 

・キーボードのAltキーを押しながら、

修復したい部分をマウスでなぞると、

切り取られた白い部分が元に戻る。

 

【画像透過&髪の毛など細かい部分の切り抜き方法】

・画像レイヤーをクリック→「レイヤーを複製」→

上から2番目の画像を非表示にする。

・1番上の画像を選択し、ツールバーの「レイヤー」→

透明部分→「色を透明度に」。

 

・「色を透明度に」のボックスの色が白になっていたらOK。

人物が透きとおる。

・人物の髪の毛以外の部分を消しゴムツールで全て消す。

 

・非表示にしていた画像レイヤーをクリックし、表示。

・髪の毛の周りに残った白い部分を消していく。

・ブラシはぼかしブラシを使用する。

 

・「不透明度」を少し下げ、80くらいにする。

・髪の毛が必要以上に消えないよう注意し、

細かくクリックして不要な部分を消す。

 

※不透明度を下げることで、

髪の毛自体が消えることを防ぐ。

細かい部分はブラシの大きさを小さくして消す。

消しすぎたらAltを押しながらクリックすると元に戻る。

 

【肌の不要な部分を修正】

・1番上の画像レイヤーをクリックする。

・不透明度は100にし、消しゴムで消す。

 

【髪の毛全体を修正】

・不透明度を50くらいに下げて、

画像を拡大しながら不要な部分を消す。

 

・髪の毛の色を少し明るくして調整する。

ツールボックスの「暗室」で、

クリックしたまま明るくしたい所をなぞる。

 

・1番下の背景画像レイヤーをクリックして、

完成した合成画像を確認し良ければ保存して完了。

 

《一言》

GIMPを使うことで髪の毛など細かい部分まで

きれいに切り抜くことができ、

合成画像とは思えない高品質な画像を

無料で簡単に作ることができます。

 

人物の切り抜き画像と背景画像の合成方法を知っていると、

YouTubeのサムネイルやアイコンを作成する時にも便利ですね。

よりハイクオリティな画像を目指すならGIMPはおすすめです。