YouTubeで再生回数をあげようと思うと、タイトルを工夫することが大事です。
私の教材の購入者様には「キャッチーなタイトルを付けてください」と指導しているのですが
これでうまくできる人と、できない人がいます。
では、そもそも「キャッチーなタイトル」とは何なのか?
具体的にどんなタイトルにすればキャッチーになるのか?
これについて解説しますね。
タイトルで大事なことはユーザーの「興味を引く」ということです。
ブログやYouTubeを見ている人は、だいたい2つの目的です。
1.知りたいことや悩みを解決したい
2.暇つぶしに何かおもしろいものが見たい
1.の欲求に対しては、キャッチーなタイトルを付ける必要はありません。
例えば、肩こりの原因を知りたい人に対して
「肩こりの原因は幽霊だった」
なんてタイトルはいらないんですよね。
逆に怪しくて、信憑性を下げてしまうことになります。
普通に「肩こりの原因は肩甲骨の歪みだっだ」
っていうタイトルの方がよいのです。
ところが2のユーザーをターゲットにするなら、このタイトルはありです。
「え?幽霊が原因ってどういうこと??」と興味がわきます。
そしておもわずクリックしてしまうことでしょう。
あなたが、どちらを目指しているかによって付けるタイトルは変わってきますが
多くのYouTubeを見ている人は「暇つぶし」ですので
キャッチーなタイトルの方が良いわけです。
では、どんなタイトルをつければ良いのでしょうか?
基本的なタイトルの付け方は、タイトルを読んだユーザーに
「え?どういうこと??」
と思わすことです。
私はこれを「読者の頭のなかにハテナ(?)を埋め込む」と呼んでいます。
YouTubeのユーザーやブログの読者に疑問を持たせるのです。
「どうしてそうなの?」
「その秘密って何?」
「この後どうなるの?」
そしてユーザーは「この疑問を解決したい」という欲求を覚えます。
その欲求を解決するのが、「動画をクリックする」という行為です。
つまりユーザーの「この疑問を解決したい」「この謎の解答を知りたい」
という欲求が強ければ強いほど、クリック率が高くなるのです。
では具体的にどのようにタイトルを作れば良いかを解説します。
タイトルを付けるためのテクニック
まずダメなタイトル例です。
風邪をひいたら風邪薬を飲めば治ります。
もし、こんなYouTube動画やブログタイトルを見て
あなたはクリックしたいと思いますか?
思いませんよね。
それはユーザーの頭の中に「?(ハテナ)」がないからです。
「風邪をひいたら風邪薬を飲むって当たり前でしょう」って思って
全く興味がわきません。
これは極端なタイトルの例かもしれませんが、
「○○は△△だ!」
みたいなタイトルを作っている人が多いのが現実です。
これでは、いくら動画を量産してもアクセス数は増えません。
ユーザーの頭にハテナを埋め込む手法を、まずは身につけてください。
では具体的な例を示していきます。
方法1.意外な組み合わせ
例:風邪対策にはピザとウィスキーを摂取すべし!?
風邪という病気に対して、「薬を飲む」は当たり前です。
ピザとウィスキーという意外な組み合わせを見るとユーザーは
「なんで風邪対策にピザとウィスキーが効果があるの?」
と疑問に思います。
これが意外であればあるほど、ユーザーの疑問は強くなって
興味を持つようになります。
ただし、コンテンツの内容は、これをしっりと理論付ける必要があります。
意外な組合わせで、理論づけがきっちりしていれば、ユーザーの満足度は高くなります。
方法2.常識とは反対の事を言う
例:【危険】風邪をひいたら病院に行ってはいけない!その恐るべき理由とは・・・
常識では「風邪をひいたら病院に行く」ですが、あえてその逆の主張をします。
ユーザーは「ええ?どうして病院に行ってはいけないの?」って疑問に持ちますよね。
この疑問の答えを動画や記事で解説してあげるのです。
これも方法1と同じように、理論的な説明ができればユーザーの満足度が高くなります。
方法3.疑問形
例:風邪をひいたら薬を飲んでいませんか?それってヤバイですよ・・・
タイトルを「○○は△△!」ではなく、「○○は△△?」と疑問形にします。
疑問形にすることで、直接ユーザーの頭に「ハテナ(?)」を埋め込むことができます。
「え?俺は風邪ひいたら薬飲んでいるけど、それってヤバイの?」
って思わすわけです。
その不安や疑問を解消したいユーザーがクリックをするというわけです。
方法4.結果を知りたくさせる
例:風邪薬100錠を一気飲みしてみた!これはマジでヤバかった・・・
タイトルを「○○してみた」という形にします。
○○という行為が意外であればあるほど、クリック率が高くなります。
ユーチューバーがよく使う手法ですね。
ユーザーは、その意外な結果が知りたくてたまらなくなるのです。
その結果がクリックという行為に変わるわけです。
タイトルは謎をぶち込め!
大事なことはユーザーに「疑問を解消したくなる」ようにさせることです。
そのためにはタイトルに謎(ハテナ)を入れることです。
「○○は△△だ!」では謎(ハテナ)が全くありませんよね。
ハテナを意識してタイトルを付けるようにしていきましょう。