読者を中毒状態にして、
かっちり稼ぐマリファナコピーライティング
7回目は「どんでん返しの作り方」
というお話です。
前回のマリファナコピーライティングでは
ということで、「どんでん返しを入れると
ストーリーが面白くなる」という話をしました。
しかし気をつけていただきたいのが
何でもかんでもどんでん返しを
入れれば良いわけではありません。
例えば、短いブログ記事に挿入するストーリーや
セールスページに挿入するストーリーには
どんでん返しは必要ありません。
毎回どんでん返しを入れるのは大変ですからね。
どんでん返しは、ある程度長い記事や
電子書籍を作るときなどに入れるようにしてください。
長い文章にどんでん返しがないと
単調な話になりますからね。
どんでん返しのテンプレート
さて、私は昔思っていたのですが
「推理サスペンスなどの話を作る作者は
よくもこんな話を作れるな~」って感心していました。
「こんなどんでん返しどうやって考えるんだろう」
って思っていたんです。
しかしどんでん返しには、ある程度パターンがあるのです。
それに当てはめれば、どんでん返しを作るのは
それほど難しくはありません。
つまり、テンプレートに沿って
ストーリーをつくれば良いだけなのです。
私が知っているテンプレートのパターンは
10パターンほどあるのですが、
すべてこれを紹介すると1冊の本になりますので
ここでは簡単に解説しますね。
どんでん返しの作り方
初心者が小説を書こうとすると
大抵出だしから書こうとします。
ストーリーを最初から組み立てて行くのですね。
例えば推理小説を書く場合、
主人公や話の流れを考えていって
最後にトリックと犯人を考えます。
しかしこれではとって付けたような話になって
「なんだか強引なストーリーだな」
と感じるようになります。
ストーリーの作り方が逆なんですよ。
最初に決めるのは「犯人」です。
犯人がなぜ犯罪をおかしたのか?
その理由を考えます。
あるいは最初にトリックを考えます。
そしてこのトリックが使える犯人を考えます。
次に、ニセの犯人を作ります。
このニセの犯人はおとりです。
読者に「こいつが犯人だ」と思わせるのです。
そしてストーリーに伏線を引いていくのです。
真犯人はストーリーの前半に必ず登場させます。
しかし、一旦話のなかから姿を消すのです。
ストーリーとしては、最初はニセ犯人を
犯人だと思わすように仕向けます。
ニセ犯人に怪しい行動をさせるのですね。
主人公も最初はニセ犯人を犯人だと思います。
ところが「犯人は別の人物だった!」
として、真犯人を再び登場させるのです。
他にも「犯人は自分だった」とか
「自分が罪を犯したと思ったら、犯人は別にいた」
とか、どんでん返しには幾つかパターンがあります。
どちらにせよ、「Aが犯人だと思ったらBが犯人だった」
というのが基本パターンですね。
これが推理小説などのパターンですが
次は私が実際に本を書いたときの
どんでん返しを作った方法を解説しますね。
2020年絶望の時代がやって来るの作り方
拙著「2020年絶望の時代がやって来る」ですが
普通に考えれば、本を作った構想として
「2020年に大不況が来る」という話が
最初にアイデアとして始まったと思いますよね。
違うんですよ。
「2020年に大不況が来るという話」は後付けです。
推理小説で言えば「ニセ犯人」なんですよ。
ちょっとネタバレになっちゃいますが
最初の構想は「ネットに資産を作る」
ということを書きたかったのです。
ですから、普通の人が本を作るとした
「ネットに資産を作る方法」とか
「ネットに資産を作って幸せ生活」
なんてタイトルになると思います。
そして、延々とネットに資産作る方法について
話を進めていくわけですね。
これじゃ全く面白くないんですよ。
推理小説で言えば、
最初から「犯人がこいつだ!」と思って
結局「犯人はやっぱりこいつか・・・」って感じです。
これじゃ全く面白くないですよね。
ですから違う方面にアプローチしたのです。
私が主張したいことは「ネットに資産を作ろう」
ということなのですが、読者としてみれば
「なぜネットに資産を作らなければならないの?」
って思いますよね。
ですからその理由を考えたのです。
そこで、読者の感情(恐怖心)を煽ることを考えました。
「今不景気だって言うけど、もっと大不況が来る。
っていう話があれば、動機づけとなるだろう」って考えたのです。
その時たまたま読んでいた本が、
「2022年に日本を不況になる」
という内容の本でした。
このまま2022年でやっちゃうと、
その本のパクリになっちゃいます。
ちょうど東京オリンピックが2020年に開催されるので
「これ使えないかな?」って考えました。
「オリンピックの後って一般的に景気はどうなるのかな?」
と思って調べてみると、ドンピシャリ!
ほとんどの場合オリンピックの後は景気が冷え込んでいたのです。
これは使えると思いました。
ただ、「2020年大不況がやって来る」では
インパクトが弱いですよね。
そこで「2020年絶望の時代がやって来る」
というタイトルが生まれたのです。
種明かしをしてみると「な~んだ」と思うかもしれませんが
大事なことは、「自分が主張したい結論」から
ストーリーを組み立てることです。
そして「なぜ、それをしなければならないのか?」
という別の犯人(主張)を作るのです。
「Aという主張だと思ったら、実はBという主張だったのか!」
こうして読者はどんでん返しを受けて感情が動きます。
人間の感情が動くときは、
自分の予想外のことが起きた場合です。
感情が動けば面白いと感じるわけですね。
「どんでん返しの作り方」
何となく分かっていただけましたか?
もちろんこの記事を読んだからといって
すぐにどんでん返しをつくれるようになるわけではないですが
「ストーリーは結論から作る」ということが頭に入れば
作りやすくなると思いますよ。
さてこれであなたは、ストーリーの3つの武器
「敵」「必殺技」「どんでん返し」を覚えました。
♪テレレッテッテケテ~(ドラクエ風の効果音)
レベルアップしましたね。
あなたの書くブログ記事は、
これからもっと面白くなることでしょう。
さて、コピーライティングには
「タイトル」「コンテンツ」「セールス」の
3つのステップがあります。
次は「セールス」のコピーライティングを解説したいのですが
今まで濃い記事を書いてきましたので
まだ消化不良の人も多いと思います。
そして世間はお正月気分でしょうから
一旦ブログの更新もお休みします。
次のセールスのステップに移るまでに
しっかりと復習しておいてくださいね。
P.S.
現在「2020年絶望の時代がやって来る」は
Amazonにて期間限定の無料キャンペーンを行っていますので
今のうちにぜひダウンロードして読んでみてくださいね。