先日、YouTubeで再生回数を増やすには?簡単ですよ!

という記事を書いたら、

メルマガ読者様から質問が来ました。

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ニュースをテキスト動画にして視聴回数を増やし、

かつ高評価を受けるのは難しいのでしょうか。

 

たとえば「おでんツンツン男」の

テキストスクロール動画をUPした方の件で、

ken様は「コピーライティングが悪い」と書かれていましたが、

もし興味深いタイトルを付けて、視聴回数が増えたとしても、

評価されなかったのではないかと私自身は感じました。

 

つまりンツンやってる動画だと思ったのに、

テキストだけでがっかりした、と

思う人が多かったのでは、と感じたからです。

 

というのは、自分のテキストスクロール動画に

「クソみたいなテキスト動画で視聴者釣って再生数稼いで恥ずかしくないんか」

という、大変参考になる(笑)コメントが付いたことがあったからです。

現在1万7千回以上再生されていますが、低評価が18。

内容はNHKのドキュメンタリーの記事で、別に誰かをディスるとか

人に嫌悪感を抱かせるような記事ではないので、

この再生回数にしては低評価が多いと思っています

(自分の他の動画と比較してみて)。

 

なので、これはサムネイルやテーマに興味を持ち、

動画を期待してアクセスしたら

ただのテキストでムカついた、

という意味の低評価ではなかったかと今も考えています。

 

他にも「動画じゃねえのかよ」とか

コメントもらったこともあります。

テキストでも満足してもらえるような動画だとしたら、

感動系エピソード、爆笑系スレなどに限られてしまうのではないか、

少なくともニュース系は難しいのでは?と思うのですが、

Ken様はどうお考えですか?

 

ちなみに、これをきっかけに動画も取り入れて作るようになりましたが。

どうせならアクセスした甲斐があった、

と思ってもらえるような動画を作りたいので、

高評価を受けやすい、最後まで見てもらえるような

ニュース系のテキスト動画は可能なのか

Ken様の見解がありましたら教えてください。

 

よろしくお願い致します。

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まず、NHKのドキュメンタリーの記事で動画を作れば

ほとんどの人がテキスト動画ではなく、

テレビ動画をアップした動画だと思うことでしょう。

 

しかし実際にYouTubeにアップされたものはテキスト動画・・・

これではユーザーはがっかりしてしまいます。

 

低評価がつく原因は、「期待した動画ではない」場合です。

 

人間は何かを試す時に、

「これぐらいの価値だろうな」とあらかじめ予測します。

そしてそれよりも実質が良ければ満足します。

逆に自分の予測した価値以下であれば、満足しません。

 

つまり、提供する価値が良いか悪いかが問題ではなく、

期待値に対して、提供する価値が上回るか、下回るか、

ということで評価が決まります。

 

例えばあなたが旅行に行ったとします。

泊まるのは、1万円の国民宿舎。

まぁ、あまりサービスに期待はしませんよね。

ところが意外に料理が美味しかったり、

サービスがよければかなり満足して

口コミレビューに高評価をつけることでしょう。

 

逆にあなたが、星野リゾートに泊まったとします。

テレビで紹介されている、サービスに自信のあるホテル。

あなたは期待いっぱいで泊まることでしょう。

 

確かにサービスは素晴らしいし料理も美味しかった。

「でも、そんなにテレビで言うほどじゃないな」

と思ったら、あなたはレビューサイトで

「思ったほど料理は美味しくなかった」と書くかもしれません。

 

絶対的な評価で言えば、国民宿舎よりも星野リゾートの方が

料理やサービスは良いでしょう。

 

しかしあなたがあらかじめ

「このくらいの価値を提供してくれるだろう」

と考えたのに対して、その価値を上回るか、下回るかで

サービスの評価が決まるのです。

 

さて、ということで、YouTubeの評価は基本的に気にしないでください。

 

ユーザーに動画を再生してもらうためには、

目一杯期待してもらわなければいけません。

そうしないと、動画が再生されないからです。

 

で、その期待以上の動画を作るとなると、かなり難しいのです。

 

もちろん頑張れば、期待以上の動画を作ることも可能でしょうが

私たちの目標は「YouTubeで稼ぐ」ということです。

 

期待以上の動画を作ろうと、

たっぷり時間をかけて動画を作っていたのでは

いくら時間があっても足りません。

 

芸術作品を作るのではないですから、そこは割り切りましょうね。

 

つまり、「低評価がつく」というのは、

ある意味「動画の実力以上のタイトルが作れた」ということで、

コピーライティングのテクニックとしては評価されるべきことなのです。

 

さて、とは言っても、

明らかに低評価ばかり付くような動画を作っていたのでは

ファンがつきませんから、次に

「稼げるテキスト動画の作り方」を解説しますね。

 

>テキストでも満足してもらえるような動画だとしたら、

感動系エピソード、爆笑系スレなどに

限られてしまうのではないか、

少なくともニュース系は難しいのでは?と思うのですが、

Ken様はどうお考えですか?

 

そんなことはありませんよ(*^^*)

ニュース系でも、作り方によっては満足してもらえます。

 

ダメなニュース系の動画は、何度も言うように

「Yahooニュースをコピペしただけ」のような動画です。

 

読者は動画を見ても「そんなニュース知ってるよ」と思って

全く見向きもしません。

 

大事なことは「ひねり」です。

大きなニュースから関連することを考えて

「ユーザーは何を知りたがっているのか?」

ということを「先回りして」情報提供するのです。

 

例えばASKAさんが覚せい剤の尿検査で陽性反応が出て

実は「お茶を提供した」というニュースがありました。

 

再生回数の上がらない人は、他の人と同じように

「ASKA尿検査でお茶を提出」ってやっちゃうんです。

 

そんなYahooニュースのコピペでは、

多くの人がそんな情報は知っていますので

見たいと思わないわけです。

 

私だったら次のような動画を作ります。

 

あなたも逮捕される!?ASKA尿検査でわかる【警察証拠ねつ造】の恐怖
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って感じです。

ASKAの尿検査騒動をニュースで見て、多くの人が

「なんでASKAはお茶なんか出したんだろう?」

「ASKAと警察、どっちが本当のことを言っているのだろう」

「警察って証拠の捏造とかするのかな?」

なんて疑問に思っているわけです。

 

そこで2ちゃんねるや、

今までの警察の証拠捏造事件などを列挙して

「あなたが無実でも、警察に捕まることはあります。

今まで警察はこんな冤罪事件を捏造してきました。」

と言った内容の動画を作ります。

 

テキストで作った動画でも、このように興味深い内容なら

読者の満足度は高くなるわけですね。

 

こういう動画を作れれば、テキスト動画でも稼げるわけです。

 

つまり、「YouTubeのテキスト動画は終わった」って言っている人は

なんの工夫もなく、テキストをコピペしただけの動画を作っています。

 

ちょっと工夫して、いろいろなおもしろいネタで動画を作れば

今でもテキスト動画で稼げますよ(*^^*)