第三者の不正操作でYouTubeアカウント停止!?
アナリティクスでリスク管理が重要について解説した動画です。
レビュー:★★★★
《ここがオススメ》
・YouTube動画投稿者必見!
利用規約を守って投稿しても動画削除、
アカウント停止となるリスクがあることがわかります。
・第三者による動画の不正操作があった場合の
対処方法がわかるのでオススメ!
《この動画の要約》
・利用規約に違反していない動画を
YouTubeに削除された経緯と、
対処方法について。
【動画削除となった経緯】
・YouTubeから動画削除の事後報告メールが来た。
内容は「あなたはYouTubeの利用規約を違反したので、
この動画を削除しました。」というもの。
・動画投稿者はYouTubeの利用規約を1字1句読み、
理解した上で動画を投稿している。
そのため利用規約に違反した動画を投稿した覚えがない。
・YouTube側のミスで動画が削除されたとは考えられない。
自分の動画が利用規約していたのでは?と思い直し、
調べてみた所、厄介な事態に巻き込まれていたことが発覚。
【第三者による再生回数不正操作発覚までの経緯】
・YouTubeからのメールには、
「次の動画は利用規約第4項H節に違反していることが判明しました」
とあったのでYouTubeアナリティクスで解析してみた。
・YouTubeクリエイターツールのアナリティクス、
「顧客」ページのパフォーマンスに再生回数とあるのでクリック。
動画再生回数の推移がグラフで確認できる。
・通常平均800回位の再生回数が、
7月10日、倍以上に跳ね上がっていたことがわかった。
→SNSで拡散された可能性もないわけではないが、
動画の内容からすると考えにくい。
・再生回数推移のグラフ下に投稿した動画のタイトルが
再生回数の多い順に並んでいる。
今回削除された動画だけが異様に短期間で再生回数が多い。
・動画の内容ではなく再生回数がおかしいとわかった。
・削除された動画のタイトルをクリックすると、
視聴された地域がわかる。
・インド、エジプトなど海外からのアクセスが多い。
→インドからのアクセスが947回、日本は119回。
・他の動画が日本での再生回数が最も多く、
海外からのアクセスがほとんどないことを考えると、
明らかにおかしな現象。
・削除された動画だけが海外からのアクセスが多く、
7月10日を境に急激に増えていると考えると、
明らかに第三者が動画の再生回数を
意図的に操作したとしか考えられない。
・第三者が動画を不正に利用して
YouTubeの利用規約を違反した結果、
動画の管理者が利用規約違反となり
動画は削除されてしまった。
【動画削除の責任の所在は?】
・誰かに動画を攻撃された結果の利用規約違反。
→全て動画管理者に責任がある。
・YouTube側としては、
誰が再生回数を不正操作したかは関係ない。
→再生回数が不正操作された事実は変わらない。
・動画を管理できていなかった管理者に全て責任がある。
・第三者が自分の動画を操作する可能性があり、
今回は動画削除の措置で済んだが、
YouTubeアカウント削除の可能性もある。
・YouTubeからのメールに
「今後同じ利用規約を違反した場合、
あなたのアカウントは停止されます」とあった。
・他人がやったことだからとYouTubeへ
異議申し立てをしても無駄なこと。
不正操作に気付けなかった管理者の責任。
・アナリティクスで再生回数が急増したのは7月10日。
動画削除のメールが来たのは7月17日。
つまり1週間の猶予があったということ。
定期的に管理をしていれば不正に気付けたはず。
【不正操作に気付いた時の対処方法】
・アナリティクスなどで再生回数等の不正操作に気付いたら、
YouTubeへ報告する必要がある。
報告することで動画やアカウント削除を避けられるはず。
・自分の動画やYouTubeアカウントは
自分でしか守れない。
《一言》
第三者による動画再生回数の不正操作等は、
YouTubeに動画投稿している人なら、
誰にでも起こり得ることです。
いつ自分がターゲットになるかわかりません。
第三者の利用規約違反のせいで、
突然YouTubeの動画やアカウントが削除され、
収益化されなくなったらと考えると恐ろしいです。
YouTubeアナリティクスを毎日確認することで、
不正操作されたとしても早めに気付くことができます。
アナリティクスでチャンネル管理をする習慣をつけ、
動画削除、アカウント停止リスクを回避しましょう。