損小利大は嘘!?多くの人がこの間違いに気づいていない!
FXで勝つための方法としてよく聞くのが
「損小利大」ですよね。
「小さく損切りしていって、大きく利益を取る」
というのがその趣旨ですが、本当に損小利大には優位性があるのでしょうか?
ということで実際に検証してみました。
2016.4.1~2019.4.1の3年間で検証
5分足、前の足の終値でボリンジャーバンドの-2σを下抜けたらロング
スプレッド1.5pips MT4の全ティックデータで検証
30pipsで利確
損切り幅を10pips~60pipsで検証してみた。
結果として50pipsで損切りが一番成績が良かった。
逆に30pipsで利確、「10pips」や「20pips」で損切りという
損小利大にした場合は成績が悪くなった。
つまり損小利大にすることで成績が悪くなったということ。
逆に利確を30pipsにするなら、損切りを同じ30pipsにするよりも
「損大利小」の50や60pipsの方が稼げるということ。
今度は損切りを30pipsに固定して、利確を10~60pipsで検証してみる
損切りを固定した場合は、単純に利確を大きくした方が稼げるという結果に
これらの結果から
「損切りにしても利確にしても大きくしたほうが稼げる」という
「損大利大」が稼げるのではないか?
という仮説が浮かび上がる
というわけで、利確を10~60pips、損切りを10~60pipsで調べてみた。
結果ばらつきがあるが、はっきりわかるのは利確が10という
損小にすると成績が悪くなるという傾向がある。
また
利確60 損切り30
利確50 損切り30
や
利確30 損切り50
利確30 損切り60
などの成績が良いことがわかる
結果として利確が50pipsで損切りが20pipsとか30pipsなら
ボリバンだけで勝てるロジックができちゃいました(笑)
このデータから結論として言えるのは
「損小利大は基本的には間違いではない。
ただし、適切な数値でやらないと余計に負ける」
ということです。
つまり、自分が決めた利確の値によって損切りの最適値が変わってくる
ということなので一概に損小利大が勝てるとか負けるということでは
ないという結論でした。
さて、このようにボリバンだけでも勝てるようなロジックができましたが
他の条件を組み合わせることでも「もっと勝てるノウハウ」にできますよ。
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