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YouTubeアドセンスで1月になって収益が急降下している人が多いようです。

実際私も広告単価が急落しています。

 

クリスマス辺りまではRPMが200円台だったのに、年末以降RPMが100円台になりました。

悪い時は100円を切ってうち80円台という日もありました。

2015クリック単価

 

この理由は何なのでしょうか?

ライブドアで気になるニュースがありましたので引用してみます。

 

「ユーチューブの収益が、えらく下がってます」
2015年1月4日公開の動画でこう切り出したのは、ユーチューバーのシバターさん。

プロレスラーでもあり、動画では自身の試合からゲームの実況、さらに他のユーチューバーの著書を酷評するような少々過激な映像まで内容はさまざまだ。

以前からシバターさんは、収益について「1再生0.1円」と話してきた。

1日数十万再生あり、金額についてはおおよそ平均値のデータが取れていると話す。

これが2014年12月以降、1再生あたり0.025~0.05円に落ちているのだそうだ。

現状ではユーチューブのみで生計を立てているが、今のペースだと2015年1月は赤字になる見通しだと嘆く。

ユーチューブは広告料レートの金額を公表していないが、シバターさんの指摘に賛同する他のユーチューバーもいた。

(中略)

収入が広告料のみのユーチューバーにとっては、1再生当たりのレートを下げられたとすれば死活問題だ。

シバターさんは、HIKAKINさんら3人だけがCMに起用されたことにも触れて

「ユーチューブは、一部のトップにいるユーチューバーだけを持ち上げて、ほかは全員切り捨てるのか」

と怒りをあらわにした。

 

ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、

「レートが下がったという前提に立ち、あくまでも推測ですが」とことわったうえで、

ユーチューブ側は、広く視聴者を集めるうえで活躍したユーチューバーが、

その役目を果たし終えたと考えたのではないか」と話す。

 

自主的にユニークな動画を配信してアクセスを稼ぐユーチューバーは、

「広告料を払って客を集めてくれる存在」だった。

 

サイトの知名度が上がって活性化すればさらに広告が増える好循環となり、

ユーチューブ側としても都合がよい。

 

ただ、もう集客段階が過ぎたのであれば、これ以上大勢のユーチューバーを抱えて

広告料を支出し続ける必要はないと判断しても不思議はない。

これからはサイトに登録したユーザーを放さないために、

人気の高いユーチューバーだけを選別、優遇するかもしれないと井上氏は見る。

 

こうなると「勝ち組・負け組」に二極化していく可能性は高い。

 

以上引用

 

このように YouTube の単価が下がったことに対して、

「もう YouTube アドセンス終わった。」

などの意見もあるようですが、実は皆さん大きな勘違いをしているんですよね。

 

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「収入が広告料のみのユーチューバーにとっては、1再生当たりのレートを下げられたとすれば死活問題だ。」

と記事には書いています。

確かにRPM(表示回数 1000 回あたりの見積もり収益額)が下がっていますので、

クリック単価が下がったような気がします。

 

しかし、CPC(クリック単価)はほとんど変わっていないのです。

だいたい4円~6円の間をキープしています。

 

下がったのは CPC(クリック単価)ではなくてCTR(クリック率)なのです。

そのため1再生あたりの単価が下がっているのです。
ではどうしてクリック率が下がったのでしょうか?

「もしかしてみんなYouTube動画に慣れちゃって、広告をクリックしなくなったの?」

なんて思っちゃうかもしれませんが実はそうではありません。
そんなに数日の間で広告のクリック率が急落するわけがありません。

原因はトゥルービュー広告が少なくなったからです。

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12月は企業が売り上げを上げたいためや予算を消化させるために

広告を大量に投入します。

 

1月はその反動で広告の数が劇的に下がるのです。

 

そして魅力的な広告が少なくなったことにより、

Youtube での広告のクリック率が減ったということです。

 

この傾向はおそらく2月中旬ぐらいまで続くでしょうが

2月後半から3月に向けて企業はまた広告の数を増やしてくるはずですから

YouTube の広告収益も上がっていくはずです。
ここで覚えていた方かいいことがあります。

 

多くの企業は3月、6月、9月、12月に四半期の決算を行います。

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ですからその時期には広告の量が増えます。

つまりこの時期には、広告単価も広告のクリック率も上昇します。

我々ユーチューバーにとっては稼ぎどきの時期ということです。

 

ということで目先のクリック単価やクリック率に左右されずに

安心して動画作っていきましょうね。